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循環器科

循環器科とは、全身に血液を送り出すポンプの役割を果たす心臓や、その血液が通る道筋である血管の不調を専門に診る科目です。日々の些細な体調の変化が、実は心臓からの大切なサインであることも少なくありません。

循環器科で診る症状

循環器科を受診される患者さんは、胸の違和感だけでなく、全身のさまざまな症状をきっかけに来院されます。心臓や血管のトラブルは、一見すると心臓とは関係なさそうな場所に現れることもあるため、注意深く観察することが重要です。当院では、患者さんのお話を丁寧に伺い、どのようなときに症状が出るのかを詳しく確認していきます。以下のような症状にお悩みの方は、早めのご相談をおすすめします。

胸の痛みや違和感

胸が締め付けられるような痛みや、重苦しい感じ、あるいは何かが乗っているような圧迫感は、心臓の筋肉に血液が十分に行き渡っていないときによく見られる症状です。痛みが数分で治まることもあれば、背中や左肩にまで広がって感じられることもあります。胸の違和感は決して放置してはいけないサインの一つです。

動悸や脈の乱れ

突然、心臓がドキドキしたり、ドクンと脈が飛ぶような感じがしたりすることを「動悸」と呼びます。安静にしているのに胸が騒ぐ、脈が速くなったり遅くなったりして不規則に感じるなどの症状がある場合は、心臓の電気信号に乱れが生じている可能性があります。不安な気持ちが強くなることも多いため、早めに原因を確認しましょう。

息切れや呼吸の苦しさ

階段や坂道を上ったときに、以前よりも息が切れるようになったり、寝ているときに息が苦しくて目が覚めたりする症状は、心臓のポンプ機能が低下しているからかも知れません。体力の衰えだと自己判断してしまいがちですが、心臓が血液をうまく送り出せないために起こる大切なサインである可能性があります。呼吸器の不調との見極めも必要ですので、まずは当院へご相談ください。

なお、咳や痰がひどいなどの症状がある場合は「呼吸器内科」のページも併せてご覧ください。

足のむくみ

夕方になると靴がきつくなる、足のすねを指で押すと跡が残ってなかなか戻らないといった「むくみ」も、循環器疾患と密接に関係しています。心臓の働きが弱くなると、重力の関係で足に水分が溜まりやすくなります。短期間で急激に体重が増えた場合などは、体内に余分な水分が溜まっている可能性が高いと考えられます。

めまいや立ちくらみ

急に立ち上がったときに目の前が暗くなる、あるいは意識が遠のくような感覚がある場合、心臓から脳への血液供給が一時的に滞っている可能性があります。血圧の変動や、不整脈が原因で起こることもあるため、倒れてけがをする前に原因を突き止めることが大切です。

めまいについての詳細は「めまい」のページでも解説しています。

循環器科で診る病気

循環器科では、高血圧などの生活習慣病から、命に関わる心疾患まで幅広く対応しています。これらの病気の多くは、生活習慣の改善や適切な内服治療によって、重症化を防ぐことができます。滝内科では、患者さん一人ひとりのライフスタイルに合わせた治療計画を提案しています。

不整脈

脈拍が正常なリズムから外れてしまう状態の総称です。心拍数が速くなる「頻脈」、遅くなる「徐脈」、リズムがバラバラになる「期外収縮」や「心房細動」などがあります。放置して良いものから、脳梗塞の原因になるものまで種類はさまざまです。当院では心電図検査などを用いて、慎重に状態を把握します。

不整脈の詳しい内容については「不整脈(心房細動など)」のページを参照してください。

高血圧症

血圧が高い状態が続くと血管に負担がかかり、動脈硬化が進んでしまいます。高血圧症そのものに強い自覚症状はありませんが、「サイレント・キラー(静かなる殺人者)」と呼ばれ、心筋梗塞や脳卒中の大きな引き金となります。塩分を控えるなどの食事療法とともに、必要に応じてお薬でのコントロールを行います。

血圧の管理については「高血圧症」のページもご確認ください。

虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)

心臓に酸素や栄養を運ぶ「冠動脈」が狭くなったり、詰まったりする病気です。血管が狭くなって一時的に血流が不足するのが「狭心症」で、血管が完全に詰まって心臓の筋肉の一部が壊死してしまうのが「心筋梗塞」です。どちらも早期の発見と適切な処置が、その後の生活、つまり今後の経過(予後)を大きく左右します。

虚血性心疾患の詳細は「虚血性心疾患」のページをご覧ください。

慢性心不全

心臓の機能が低下し、全身に十分な血液を送り出せなくなった状態です。坂道での息切れや足のむくみなどの症状が徐々に現れ、進行すると安静時でも苦しさを感じるようになります。心不全は一度良くなっても、無理をすると再燃しやすいため、お薬の継続と塩分・水分の管理をしっかり行うことが、症状が落ち着いた状態(寛解)を保つ鍵となります。

心不全のケアについては「慢性心不全」のページを参照してください。

脂質異常症・糖尿病

これらは直接的な心臓の病気ではありませんが、心疾患を引き起こす重大な「危険因子」です。血液中のコレステロールや中性脂肪が高い状態や、血糖値が高い状態が続くと、血管の内側が傷つき、分厚くなって血管が詰まりやすくなります。

脂質異常症の詳細については「脂質異常症」のページを参照してください。

糖尿病については「糖尿病」のページに詳しく記載しています。

生活習慣病全般については「生活習慣病」のページをご覧ください。

循環器科に関する検査

心臓や血管の状態を客観的に把握するために、当院では基本的な検査を組み合わせて診断を行います。大がかりな検査が必要と判断した場合には、専門の病院へのスムーズな紹介も行っておりますので、まずは現在の状態を確認しましょう。

血圧測定

診察室での血圧だけでなく、ご自宅での「家庭血圧」も非常に重要です。朝と晩の決まった時間に測っていただくことで、日中の変動や、リラックスした状態での本来の血圧を知ることができます。

心電図検査

心臓の筋肉を動かすために流れている微弱な電気信号を波形として記録する検査です。不整脈の有無や、心筋梗塞の痕跡がないか、心臓の筋肉に負担がかかっていないかなどを短時間で調べることができます。痛みはなく、数分で終わる検査です。

胸部レントゲン検査

心臓の形や大きさ、肺の状態を写し出します。心臓が拡大していないか(心拡大)、肺に水分が溜まっていないかなどを確認するのに非常に役立ちます。息切れや浮腫がある場合には欠かせない検査です。

血液検査

心臓に負担がかかったときに分泌されるホルモンの値を測ったり、生活習慣病の状態(脂質・血糖)を確認したりします。また、腎臓や肝臓の機能が心臓に影響を与えていないか、貧血による息切れではないかといった点も詳しく調べます。

よくある質問

Q1. 健診で「心電図異常」を指摘されましたが、症状がなければ放っておいても大丈夫ですか?

A1. 症状がなくても、背景に心筋症や不整脈などの病気が隠れている場合があります。また、将来的に脳梗塞や心不全につながる予兆が見つかることもあります。再検査の結果、治療の必要がない(病気を否定する)とわかることも多いですので、まずは安心のために受診されることをおすすめします。

Q2. 脈が飛ぶ感じがたまにありますが、すぐに病院へ行くべきですか?

A2. たまに起こる期外収縮などは健康な方にも見られますが、頻度が増えたり、めまいや胸痛を伴ったりする場合は注意が必要です。どのような場面で、どのくらいの時間続いたかをメモしてご来院いただくとスムーズです。

Q3. 高血圧の薬を飲み始めたら、一生飲み続けなければなりませんか?

A3. 生活習慣の改善(減塩、運動、減量など)によって、お薬の量を減らしたり、中止したりできるケースもあります。大切なのは、お薬によって血管や心臓への負担を抑え、大きな病気を防ぐことです。ご自身の判断で急にやめるのは危険ですので、ご相談ください。

 

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